LSサービス
SMFシステムの独自構築・運用をご希望の事業者様向けに、「LSサービス」をご用意しております。「SMF SDK」と合わせてご利用いただくことで、管理したい機器やサービスの目的に合わせてカスタマイズしたSMFシステムの構築・運用が可能となります。
LSサービス
LSサービスは、サービスアダプタがRSへ自動接続するために必要な設定情報をサービスアダプタへ提供するLS(Location Server)の機能と、LSの設定変更を行う専用ユーザインタフェースと共に提供する、RSを構築・運営してサービスを提供する事業者(RS事業者)向けのサービスです。専用ユーザインタフェースでは、RSの管理対象とするサービスアダプタの割り当て編集や、RSへ接続するための設定情報(Location-Config)の編集、サービスアダプタの接続記録の検索・閲覧などの機能を提供します。
本サービスでは、以下の機能を提供します。
サービスアダプタのRSへの自動接続
サービスアダプタは、起動すると自動的にLSへの接続を試みます。LSは、接続したサービスアダプタに対して、RSへ接続するために必要な設定情報を提供します。サービスアダプタは、LSから提供された設定情報を用いて自動的にRSへ接続します。
RS事業者向けユーザインタフェース
LSに対して以下の操作が出来るユーザインタフェースを提供します。
- RS登録・削除
- RS事業者は、自身で構築したRSを本サービスへ登録・削除できます。
- Distribution ID 割り当て編集
- 本サービスへ登録された任意のRSに対し、接続させるサービスアダプタのDistribution IDを割り当て追加、割り当て削除することができます。Distribution IDは1つのRSのみに割り当てが可能で、サービスアダプタは割り当てた1つのRSのみに接続します。サービスアダプタのDistribution IDを任意のRSへ割り当てることで、サービスアダプタは自身のDistribution IDが割り当てられたRSへ接続を試みます。
- Location-Config 編集
- Location-Configは、サービスアダプタがRSへ接続するのに必要な設定情報です。1つのRSに対して最大5組のRSのURLとLocation-Configを登録できます。LSシステムは、接続されたサービスアダプタのDistributionIDを基に、その割り当て先RSのLocation-Configをサービスアダプタに提供します。サービスアダプタは、提供されたLocation-ConfigでRSへの接続を試みます。RSへの接続に失敗すると、2番目に登録されているRSのURLとLocation-Configを用いてRSへの接続を試み、RSへ接続、もしくは指定したリトライ回数に達するまで接続を試みます。
- RS ラベル名編集
- RSラベル名や、管理するRS事業者の連絡先を編集できます。既に他のRSへ割り当てられているDistribution IDを割り当て追加しようとすると、現在割り当てられているRSの連絡先情報がユーザインタフェースに表示されます。Distribution IDが重複した場合は、この連絡先情報を用いて、RS事業者間で割り当ての調整を行います。
- LS アクセスログ閲覧・検索
- 指定した Distribution ID を元に、LSへの接続記録を検索できます。また、RS別に前月分のLSアクセスログをCSV形式にて一括で取得できます。
お問い合わせ
LSサービスに関するお問い合わせは以下の窓口にて承ります。
- 株式会社インターネットイニシアティブ
- プロダクト本部プロダクト推進部
- 〒102-0071 東京都千代田区富士見二丁目10番2号 飯田橋グラン・ブルーム
- 受付時間:平日 9:30〜17:30
- TEL:03-5205-6390
- e-mail: sales-seil@iij.ad.jp